アマノ

平安時代

『応天の門』あらすじ・登場人物紹介【菅原道真と在原業平の平安ミステリ】

今回ご紹介する作品は、『応天の門』です。主役の二人は、現代では日本三大怨霊の一人として知られる菅原道真(すがわらのみちざね)と、伊勢物語のモデルとして知られる在原業平(ありわらのなりひら)。本作の菅原道真はまだ学生。そして迷信なんか信じない...
ふることふひと

【ネタバレ・史実バレあり】『ふることふひと』第4話【第肆話】

『ふることふひと』第4話をご紹介します。中臣の系図、「あにうえ」、字を使った音の表現、敗者の歴史、山科の田邊史大隅……。古事記の編纂はちょっと戻って立ち止まって、史たちの現在が描かれます。本編紹介中臣の系図自宅で史は中臣の系図を確認していま...
ふることふひと

【ネタバレ・史実バレあり】『ふることふひと』第3話【第参話】

『ふることふひと』第3話についてご紹介していきます。蘇我の藤原への祟り。イザナキの黄泉がえりと三貴子の誕生。そして天照大御神の石屋戸籠りと、「天照大御神より尊い神」。今回も盛りだくさんです。本編紹介蘇我の祟りある雨の日。大舎人たちが雑談をし...
神代

『月読』あらすじ・登場人物紹介【太陽に焦がれる月】

今回ご紹介する作品は、『月読』です。短編作品で、作者は少女漫画家の山岸凉子さんです。イザナキが生んだ三貴子であるアマテラス、ツクヨミ、スサノオのうち、唯一ほぼエピソードのないツクヨミが主役です。ツクヨミの姉への複雑な想いが妖しく描かれます。...
ふることふひと

【ネタバレ・史実バレあり】『ふることふひと』第2話【第弐話】

『ふることふひと』第2話についてご紹介していきます。今回からさっそく史の語り、安萬侶の筆録による、古事記の編纂が始まります。本編紹介女装の理由今回は史の回想から始まります。史は幼少期から女性の恰好をし、女人の立ち居振る舞い、声の出し方を教え...
ふることふひと

【ネタバレ・史実バレあり】『ふることふひと』第1話【第壱話】

『ふることふひと』について、1話ごとにネタバレ・史実バレありの紹介を書いていこうと思います。今回は記念すべき第1話。サブタイトルは無く、漢字で「第壱話」とのみ記されています。本編紹介天石屋戸神話物語は日本神話の一場面から始まります。天照大御...
初期天皇の時代

『ヤマトタケル』あらすじ・登場人物紹介【ヤマトタケルは実在した】

今回ご紹介する作品は、『ヤマトタケル』です。作者は「機動戦士ガンダム」のキャラクターデザインで知られる、安彦良和さん。現在は漫画家として活躍されています。ヤマトタケルは古事記と日本書紀でかなりキャラクターが違いますが、本作は日本書紀寄り。真...
奈良時代

『あをによし、それもよし』あらすじ・登場人物紹介【ミニマリストに奈良時代は最高!】

今回ご紹介する作品は、『あをによし、それもよし』です。ミニマリストの会社員・山上(やまがみ)が奈良時代にタイムスリップ。素で最高にミニマルな暮らしができる奈良時代を満喫します。そしてそんな山上のおかげで地味に出世していく下級役人・小野老(お...
平安時代

『神作家・紫式部のありえない日々』あらすじ・登場人物紹介【源氏物語は同人誌?】

今回ご紹介する作品は、『神作家・紫式部のありえない日々』です。現在大河ドラマで注目されている、紫式部が主役の作品です。陰キャでコミュ障の紫式部(現時点では藤式部)が宮仕えで四苦八苦。源氏物語を執筆しながら、中宮彰子と帝の仲を応援します。平安...
弥生時代

『卑弥呼―真説・邪馬台国伝―』あらすじ・登場人物紹介【したたかな新しいヒミコ像】

今回ご紹介する作品は『卑弥呼―真説・邪馬台国伝―』です。その名の通りヒミコを主役とする本作。弥生時代を舞台にした漫画は珍しいのではないのでしょうか。本作のヒミコはたくましく、したたかです。もっといえば悪人です。自分が生き残ることを目的とし、...